過熱水シャワー殺菌装置は、第一種圧力容器に属します。政府機関による圧力容器安全検査を受け、合格した検査証明書を添付する必要があります。構造設計はcGMP要件を満たしています。主な機能は、アンプル、バイアル、ガラス瓶、ソフトバッグ容器などの液体製品を殺菌することであり、製品の外観を損なわないようにする必要があります。配管と電気制御の設計により、殺菌装置は均一な温度と圧力を維持し、殺菌中に製品を完全に殺菌することができます。
 
プロセス水は衛生ポンプを介して熱交換器を循環し、工業用蒸気または冷却水は外部の熱交換器に入ります。
循環ポンプは、高い循環性能、加熱時の均一な温度上昇、滅菌時の最適な温度分布を実現するよう設計されています。
FDA 規格に準拠するために、外部熱交換器には二重管プレート熱交換器またはプレート熱交換器が使用されます。
 
サニタリーポンプと熱交換器を用いた高流量循環システムを備えています。処理水を熱媒体として利用し、負荷の加熱、殺菌、冷却を行うことができます。この処理方法は循環速度が速くなりますが、容器が濡れてしまいます。しかし、シンプルさ、経済性、バリデーションの容易さから、多くの場合、この方法が好まれます。

特性

• パネルには液晶タッチスクリーンコントロールが採用されています。
• プログラムフロー：PLC制御を採用しており、操作が簡単で、顧客の要求に応じて3つの消毒プログラムまたは仕様が提供されます。
• シンプルで安全な操作: 自動手順により完全かつ安全な制御が提供され、安全な動作条件が確保されます。
• 滅菌プロセスを継続的に監視および記録するための温度記録装置。

アプリケーション

• ガラス瓶を消毒します。
• 滅菌用のソフトバッグ容器、PE、PVC、PPなどの材料。
• アンプルおよびバイアルの滅菌。

仕様

• 機械構造は完全にステンレス鋼 SUS 304、316、316L で作られており、cGMP 要件に完全に準拠しています。
• 機器の扉シートはシリコン素材で密閉されており、閉めるとしっかりと密閉され、蒸気漏れの心配が全くありません。
• 各種滅菌工程、真空度、温度、圧力、時間を自由に設定できます（お客様のニーズに応じてさらに多くの工程を指定することもできます）。
• 温度自動コントローラーはPID自動計算を採用し、実際の温度値をLEDで表示します。
• 異なる空気の質による汚染を防ぐために、ドアには連動装置が装備されています。
• 6点多機能記録装置により、滅菌中の各ポイントの温度分布や圧力状態を詳細に記録できます（容量に応じて12点温度記録装置を別途購入可能）。
• 真空ブレーカーには 0.2 µM の絶対フィルターが装備されており、滅菌製品の汚染を防ぎ、蒸気ラインを通して直接滅菌します。
• シングルドアまたはダブルドアのパススルー設計が利用可能です。
• 温度検証用の穴が設けられており、QA担当者は滅菌器が空の状態での熱分布と、満杯状態の熱浸透のF0値を測定できます。また、コンピュータ（RS232）に接続してモニタリングすることも可能です。

フォトギャラリー

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  過熱水シャワー殺菌装置

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